歯の欠損本数が多くなると義歯かインプラントを使用して噛む場所を確保しなければなりません。当院では口腔内の状況によってそれぞれメリット、デメリットをお話しした上で治療計画を提示させていただき、患者さんと一緒に考えていく方針をとっています。それはどの治療法も全ての方に万能というわけではないからです。

一般的に義歯（入れ歯）のイメージとして、噛みにくい、見た目が悪いなどのネガティブなイメージがあると思いますが、必ずしもそうではありません。写真は当院で義歯を作製された患者さんたちです（了承を得て掲載しています）。以前のブログでも紹介したコーヌスクローネという義歯を装着しています。笑った時に入れ歯特有の金属のバネは見えず、ほぼわかりません。また、最小限のインプラントを支えに追加することで噛みやすさは劇的に変わります。インプラントで全て噛み合わせを作った場合と比較し、費用を抑えることもできます。

義歯のデメリットとして取り外しをしなければならないという説明をよく見かけますが、逆に取り外しができることで残った歯の清掃もしやすくなるのでそれはメリットでもあります。

大事なのは今の口腔内に合った方法で噛み合わせを作って残った歯や食べるための機能を守ることです。当院は選択肢の多さを自負しております。お困りの方はぜひ一度ご相談ください！